口臭ケアの裏側 ~知られざる業界の闇~

私たちが日々使用している口臭ケア。口臭を気にしている多くの人々が、さまざまな商品を試しています。しかし、その裏には知られざる業界の闇が存在します。本記事では、その真実を明らかにし、皆さんの口臭ケア商品選びがより賢くなるヒントをお伝えします。

口臭ケア商品の成分と効果

日々新しい商品が登場する口臭ケア業界。ミントタブレットも含めると実に数千以上が存在します。しかし、その成分と宣伝されている効果が実際に一致しているのか、疑問を持ったことはありませんか?例えば、人気の成分「シャンピニオンエキス」は実際のところ、口臭を消す効果があるとされますが、口臭を消す効果を裏付ける合理的な根拠は示す資料はありません。あくまで口臭が消えそうな「イメージ」で商品を販売しているのです。

どんな商品も、宣伝されている効果と実際に得られる効果をきちんと比較し、信じる前にしっかりと確認することが必要です。

業界の闇、本当に「口臭除去」できる商品は一握り

口臭ケア商品として売り出されている以上、皆がその商品に期待するのは基本的に「口臭を消すこと」だと思います。しかしながら、「口臭を消すこと」できる商品は実はほんの一握りなのはご存じですか?

口臭サプリはただの食品だから効果は表示してはいけない

口臭ケアのために、口臭サプリを検討された方も多いでしょう。しかし、口臭サプリには口臭を除去する効果はありません。多くの口臭サプリに含まれている成分はシャンピニオンエキスで、この成分が口臭や体臭に効果があるように見せていますが、あくまでイメージであり口臭を消す効果を裏付ける合理的な根拠はないという結論が出ています。

では、なぜ口臭サプリとして売っているのでしょうか?口臭サプリとして販売されている商品は、ミントやレモンなど匂いの強い香料が大量に使われており、口臭の匂いを誤魔化すことができます。

これを「マスキング効果」と呼び、マスキング効果により口臭を目立たなくできますという意味で口臭サプリですとして販売しているのです。しかしこれは口臭そのものが消えるわけではありません。口臭サプリはただ強い匂いで誤魔化すだけの商品であることを理解しましょう。

機能性表示食品は特定の効果は表示できる

機能性表示食品といういかにも効果がありそうな商品があります。確かに機能性表示食品は、消費者庁に届け出を行うことで特定の効果を表示することができます。

しかし、機能性表示食品だから口臭に効果がある。と考えるのは大間違いです。機能性表示食品では「口臭の除去」ができる商品は存在しません。オーラルケア(口腔内環境)に関する機能性表示食品の例をご紹介します。

成分:ロイテリ菌(L.reuteri DSM 17938株)

口腔内フローラを良好にするL.reuteri DSM 17938株は歯ぐきを丈夫で健康に保つ機能が報告されています。

成分:エリオジクチオール-6-C-グルコシド

エリオジクチオール-6-C-グルコシドは、体の内側から水分分泌を促すことにより、目のうるおいを保つとともに、口や肌の乾燥を緩和しうるおいを保ちます。年齢とともにカラダ(目・口・肌)の乾燥が気になる方に適した食品です。

成分:ラクトフェリン

舌苔を減らすのに役立ちます。

成分:還元型コエンザイムQ10

還元型コエンザイムQ10にはお口の潤いをサポートする機能があることが報告されています。年齢とともにお口の潤いが不足がちと感じる方に適した食品です。

成分:エピガロカテキンガレート(EGCg)

エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。

いかがでしょうか?「口臭の除去」ができるとされている成分はないことが分かります。

あくまで、機能性表示食品は特定の限られた機能を標榜できるのみで、具体的な効果を示すことはできないようです。

医薬部外品だけ「口臭の除去」ができる

では、本当に「口臭の除去」ができるのはどういった商品でしょうか?

それは「医薬部外品」という、主に「防止・衛生」を目的に用いられ、一定の濃度で配合されている有効成分の効果・効能が認められており、人体に対する作用が医薬品よりおだやかなものの中で「殺菌成分CPC」という成分が配合されているものが、口臭の除去が可能です。

注意:マウスウォッシュは医薬部外品だが「口臭の予防」の効果しかない場合が多い

口臭ケアとして人気のある、マウスウォッシュも医薬部外品です。しかし、出回っているマウスウォッシュのほぼすべてが「口臭の予防」効果しかなく、「口臭の除去」の効果を標榜していないことに注意しましょう。

最後に、口臭ケア業界の闇のまとめ

いかがでしょうか?ここまでの記事の内容をまとめると

  • 口臭サプリはイメージを売っている商品。
  • 機能性表示食品は、特定の機能を表示できるが、直接的に口臭の除去はできない。
  • 医薬部外品でも、マウスウォッシュのように「口臭の予防」しかできない商品もある。

ということでした。

これは、口臭ケア業界の闇の一つで、多くの商品が口臭に効果がありそうなイメージで売っているが、実際に効果効能があるのはほんの一握りであるということがお分かりいただけたと思います。

口臭ケア業界の闇に惑わされず、本当に「口臭の除去」を目指すのであれば、効果・効能に「口臭の除去」と書かれている医薬部外品を選ぶことが一番の近道です。


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